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【映画】『来る』描写は笑えるけど中身はホラー

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※この記事は、映画の内容について若干のネタバレを含みます。ネタバレを好まない方は映画を見た後お読みください。

 

 2018年最後の映画です。なんだかいろいろな意味で話題の『来る』を見てきました。

kuru-movie.jp

 

 

原作はホラー大賞

 原作は2015年にホラー大賞をとった『ぼぎわんが、来る』です。

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

 

ベースとなるテーマは同じようですが、中島監督が映像化するにあたり、かなりプロットを変更しているようです。例えば、原作以上にその存在を不明瞭かつ不規則な恐怖を与えるため、タイトルから"名前"が消され*1、かつ、子供と関連付けられています。

あえて名前を避けることでその存在をあいまいにし、さらに子どもという言動の不規則(大人からすると不気味)な存在と紐づけることで、より一層本作の"何か"に対するみえない恐怖が増幅されています。 

 

監督は『告白』『渇き。』などを手掛けた中島哲也

本作の監督は、中島哲也監督です。

監督作品は、『告白』(2010年)『渇き。』(2014年)と連続してヒット作を手掛けています。

上記ヒット作のいずれも、人間性にフォーカスされている作品です。

中島監督の作風として、特に近年は生々しい人間模様を描く傾向があるようです。

なお、実は映画監督としてよりもCM監督としてキャリアを築いてきた期間のほうが長いようです。

ciatr.jp


究極的な場面で人間の醜さに対してフォーカスされる

今作も原作を読んだ中島監督が登場人物を映像で表現してみたいと考え、映画化に至ったようです。 www.oricon.co.jp

薄っぺらな秀樹、秀樹を裏切り不倫する香奈、クズのようでクズでない野崎、クズでないようでクズな津田…。

各登場人物は、それぞれ見た目とは裏腹な部分を持っていて、"何か"の襲来という恐怖の中で、その本性が露になっていきます。

この、"究極的な場面で表出する人間の本性"は、『告白』や『渇き。』にも通じる、中島監督のテーマなのではないでしょうか?

 

おわりにー描写は笑えるけど普通にホラー

私nekozukiはあまりホラーが好きではない*2ので、この手の映画はあまり積極的に鑑賞しないのですが、今回映画館に足を運んだのは巷の感想を見て興味を持ったからです。

 

 

え?ホラーだよね?

あまりに意味不明すぎて興味がわいた次第。

ただ、結果普通に怖かったです

 

何が一番怖かったって、香奈が貰った厄除けの盛り塩を踏みつけるシーン…

怖すぎるっ…

 

ただ、最終的な感想は

 

 

です。

 

*1:映画の中でも、多くの場面で何か(主語なし)が”来る”と表現され、その恐怖が掻き立てられている面があります。

*2:頑張れば観れますが突然の大きい音などが苦手。お化け屋敷なんかもダメ。